好感度 [日常]

最近、「好感度を上げるには?」という話題をよく聞いたり見たりします。就職活動のためとか、会社の営業職の方へ向けた情報かと思ったら主婦の方もセミナーを受けているのだそうですね。でもそれは大都会に住む主婦の方かな、とは思いましたが。

好感「度」を量るには、芸能人なら視聴率が上ったとかファンクラブの会員数が増えた等、何かしら具体的な「数字」がある程度の「目安」になるのではないかと思います。でも、私たち一般人が自分の好感「度」を上った、と実感するためには何を「目安」にすれば良いのでしょうか。自分なりに工夫して美しく明るくしたつもりでも、10人いれば10人自分への見方は違います。それに「好かれたい」と思って人と接すると、自分自身がかなりのストレスを抱えるのではないでしょうか。

私は10代の後半頃、思うように友達が出来ませんでした。今振り返ると「好かれたい」気持ちが前面に出る事で、自分が緊張し相手も緊張し結局どちらも全然楽しくなかった、だから友達になれなかったと思います。

そんな中でも今現在まで何年も変わらず付き合っている友人が、何人かいます。そんな友人とは「好かれたい」ではなく「この人といると楽しい」と思うからずっと友達でいられるような気がします。勿論、社会的な立場がそれぞれにあるので相手の様々な状況を把握して、いくら友達と言っても失礼のないようにする事を心がけています。

「好感度」という言葉は聞く人によって感じ方は違うと思います。私は一般人同士のお付き合いは「自分がその人といて本当に楽しいのかどうか」という気持ちを大切にした方が、ずっと楽に生きられるのではないか、と思うのです。


今年の桜地球儀 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。